《フッド : ザ・ビギニング》
《監督》オットー・バサースト
《出演》タロン・エガートン/ジェイミー・フォックス
《あらすじ》何の苦労も知らずに穏やかに暮らしていた領主のロビン・ロクスリーは十字軍に召集されて戦地へ。4年後、激戦を生き抜き帰国するも、知らない間に戦死届が出され、領地も財産も没収されていた。領民も恋人も追放されたロビンは、海を渡って潜入してきた敵の狙撃手ジョンの導きを得て領主に返り咲く。国を思うままに動かそうとする長官と教会内部に入り込む一方、裏では頭巾(フッド)でその顔を隠し、領民らから搾取した金を盗んでは還元するのと同時に教会が抱える秘密に迫っていく。頭巾の男はやがて《フッド》と呼ばれ民心を集めるが、脅威を感じた教会は《フッド》を捕えるために非情な先鋭舞台を送り込む。
ロビン・フッドを原作とした作品!
ロビン・フッドと言えば必ずオチは死ぬというところに落ち着きそうというのが、僕の勝手な偏見なのだけれど、どうやら今回はそんな事はなかったようだぜ…!
それはともかく、この作品ではとにかく弓を使ったアクションがプッシュされていて、タロン・エジャトン氏がまるでホークアイの如く、光の速さで弓をつがえては放つシーンが印象的だ!
フッドのいかにも盗賊然としたヴィジュアルも、厨二受け間違いなしである。
戦争映画でよく見られるTPS視点のカメラワークを筆頭に、内容自体は終始スリリングな魅力に溢れているけれど、脚本には色々と突っ込みどころが多い気もする…!
上手く誤魔化しているけれど、特に終盤の駆け足感は私のような素人にも分かってしまうほど…!
良くも悪くも、予告通りの内容ではあった!
満足度は70点!