《スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム》
《監督》ジョン・ワッツ
《出演》トム・ホランド/ジェイコブ・バタロン/ゼンデイヤ/サミュエル・L・ジャクソン
《あらすじ》ピーター・パーカーは、親友のネッドやMJたちと夏休み旅行へ出かける。しかし、そこに待っていたのは、元S.H.I.E.L.D.長官である、ニック・フューリーだった。迫り来る新たな脅威を察したニックは、その戦いにスパイダーマンの力を必要としていたのだ。目の前に立ちはだかる脅威にピーターは怖気づくが、ニックはその使命をスパイダーマンに託す。ヴェネチア、ベルリン、ロンドンといったヨーロッパ都市をはじめ、各国を危機に陥れるのは“火”や“水”など自然の力を操るクリーチャーたち。世界に脅威が迫る中、ニックはミステリオをピーターに引き合わせる。異次元から来たという彼もまた、ピーターと共に敵に立ち向かっていく。そしてこの戦いに、ソーやキャプテン・マーベルの力は借りられない。ピーター=スパイダーマンは、この危機にどう立ち向かうのか?
《スパイダーマン : ホームカミング》の続編!
う〜ん、どうもMCUのスパイダーマンは好きになれないんだよな…。
何というか…敵が地味!
キャラクターがパッとしないとかでは無く、ヴィランとしての魅せ方が残念なのだと思う。
MCUのスパイダーマンは"隣人"として魅せる事に拘るが、その所為かヴィランも相対的に"隣人"…所謂"身近な悪"として描かざるを得ないわけだ。
これまでのスパイディの映画のような、絶対的悪が立ちはだかる訳でも無く、緊迫した場面も非常に少ない。
のっぺりとしたコメディシーンがウダウダと続き、シリアスなシーンがあまりにも少ないため、ヒーローとしての葛藤も、これまでの作品と比べると薄っぺらさを感じてしまう…!
もはやMCUのスパイダーマンには期待しない方が良いのだと、今作で学んでしまったよ…。
満足度は50点!