《引っ越し大名》
《監督》犬童一心
《出演》星野源/高橋一生/高畑充希/小澤征悦/濱田岳/西村まさ彦/松重豊/及川光博
《あらすじ》姫路藩書庫番の片桐春之介は、いつも書庫にこもりっきりの本の虫で、人と接するのが苦手なために“かたつむり”とあだ名される、いわゆる“引きこもり侍”。ある時、藩主の松平直矩は、幕府からのお達しで国替えを言い渡される。度重なる国替えのせいで借金まみれだというのに、またもや国替え。しかも今回の行先は、豊後の日田という、これまでになかった遠方への引っ越し!さらに、同時に減俸までされるという厳しい仕打ち、まさにお国の一大事!お国最大のピンチを乗り切るには国替えを仕切る奉行にかかっているが、あいにく前任者は死去していてノウハウもない。そんな中、書物好きなら博識だろうと、“かたつむり”の春之介に白羽の矢が立ち、“引っ越し奉行”に任命されて、すべての采配を取り仕切ることになってしまう。
土橋章宏原作の小説を、映画化した作品!
結論から言うと、イマイチ!出来は良くない!
コメディなのかヒューマンドラマなのか、どちらに振り切りたいのか僕には全く分からなかった!
脚本ははっきり言って下手くそ!
生真面目過ぎて設定の斬新さがまるで活かしきれておらず、キャラも全く立っていない状況…。
そもそも主人公の「本好き」という点がほぼ全くと言っていいほど活かせていない…!マジか!
僕は読んでいないのだけれど、もしかすると、原作も相当酷いのでは?と勘繰ってしまうくらい残念な作品だった…。
満足度は、30点!